法人成りを検討しているが、まだ早いだろうか?

「法人成りを考えているんですが、まだ早いでしょうか?」

よくあるご質問です。
メール等で質問するといった行動には至らずとも、同様の懸案を持っている人が多い気がします。

このご質問にある「まだ早い」が、何を意味するのかは、人によって若干の差があるようです。
この部分をよく見極めてからお答えを返すよう、いつも意識しています。

ザックリとしたお話になりますが、この「まだ早い」には、2種類あるようです。
1.事業所得が少ないので、法人成りしてもメリットが無いのでは?
2.事業規模が小さいので、個人事業で充分では?
2.と同じ趣旨になりますが、開業して間もないので・・・というケースもあるでしょう。

私は、いつも同じことをお伺いします。
「会社にしようかな、と考えたきっかけは何ですか?」

色々なお答えが帰ってきます。
きっかけが分かれば、お話の方向性をつけやすくなります。
結局のところ、その人が、法人成りに何を求めておられるか、です。

非常に嬉しくなるお話を聞けることがあります。
「将来のことを考えたら、会社にしたほうが良いかな。」
「事業を大きくしようと思えば、会社にすべきかな。」

ご自身の事業を成長させたい、発展させたいという気持ち。
私は、その人の事業に対する熱い思いを感じます。
もう、嬉しくなってしまいます。
何とか、この人の役にたちたいと熱望します。

個人事業のままで良いと考えている人は、自分の事業に対する思い入れが無い、という意味ではありません。
個人事業でも事業を成長・発展させることは可能です。
ただ、法人成りは、その熱い思いを具現化するための、行動の一つだと思うのです。

事業の成長・発展を念頭に法人成りを考えるのであれば、事業所得が小さい、規模が小さい、開業して間もない、といった点は、考慮すべき事項ではないと思うのです。
「まだ早い」ことなど、決してないのです。

法人成りを煽っているわけではありませんよ。